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キャストアイアンの ダッチオーブン を買ってみた。

キャプテンスタッグ ダッチオーブンを買ってみた
出典:The Hungry Guest https://thehungryguest.com/glamping-eating-outdoors/

ダッチオーブン にはいろいろな素材のものが存在するが、選んだのは基本中の基本の鋳鉄製で、25cmの内容量にしておよそ4リットルのものを買ってみた。

しかしながら、鋳鉄製のダッチオーブンはいろいろと手間のかかる鍋。

キャプテンスタッグ ダッチオーブン を買ってみた
25cmのダッチオーブンは4リットルくらいの料理ができる。

使いはじめは シーズニング と呼ばれる慣らしの作業を行い、使った後の手入れもちゃんとしないとすぐにダメになってしまう。

また鋳鉄は急激な温度変化や衝撃にも弱いため、熱いうちに水を入れようものなら割れてしまうことがある。

強い衝撃にも弱く、落としても割れることがあるようだ。

取り扱いも、保管にも気を配らなければいけない結構デリケートな鍋。

 

でも、だからこそ、馴染んできたときの愛着といったらこの上ないだろう。

出来の悪い子ほどカワイイというやつ。

 

ということでまずはシーズニングから。

 

ダッチオーブン のシーズニングとは?

まずは シーズニング について調べて見た。

鉄製の鍋やフライパンを使い始めるときに油に慣らすことを呼ぶらしい。

そして丁寧にシーズニングし使い込んだ鍋は綺麗に黒光りする。

 

へー。

 

たしかにレストランなんかでハンバーグを乗っけてくる「スキレット」とかいう小型のフライパンも、鋳鉄っぽいし黒光りしてるなぁ。

あれもブラック・ポットって呼ぶのかな?

 

とりあえずシーズニングの手順なんかはWebを調べてみるとワンサカ出てくる。

みんなアウトドア好きだなぁ。

 

シーズニングについては、だいたい同じようなことを書いている。

しかし僕は理屈がわからないと手間のかかる作業はしたくないタイプ。

何でシーズニングしなきゃ何ないの?

そもそも何で黒くなるんだ?

 

ということで、この黒い物体の正体を調べて見た。

 

マグネタイトコーティング

この黒い物体の正体は四酸化三鉄(通称:黒サビ)と呼ばれるもの。

自然界で見つけられるときはマグネタイトと呼ばれる鉄の酸化物。

そして黒サビで覆われた鉄は腐食の原因になる赤サビを防ぎ、フッ素樹脂加工されたように焦げ付きにくくなるらしい。

 

なるほど。

てか同じサビでも黒サビと赤サビはまるで逆なんだな。

 

つまりシーズニングをするということは、マグネタイトコーティングするということか!

 

なんだか機○戦士ガ○ダムで聞いたような響きだな!

それはさておき、フライパンや中華鍋とかも理屈は同じ。

油を引いて空焚きするってのは、シーズニングだったんだね。

 

そうなるとシーズニングの理屈とか手順とかがイロイロ頭の中でリンクしてきた。

 

ということでシーズニングをやってみることにしよう。

まずは情報の整理。

 

シーズニングの手順

Step 1:下準備

シーズニングの手順 やり方
出典:気ままにホビーライフ http://eginger8hide.blog26.fc2.com/

まずは僕が整理した下準備の内容は以下の通り。

  1. ダッチオーブンにしっかりと水を張り、しっかりと沸騰させてから湯を捨てる。
  2. 中性洗剤とスポンジ(ナイロンタワシ的なヤツ)を使ってしっかりと丁寧に表面を洗う。ただしこのとき、決して冷水を使って急激に冷やしたりしないこと!鋳鉄は急激な温度差に弱い!
  3. 乾いた柔らかい布などでしっかりと水分拭き取り、しっかり自然乾燥させる。

■解説

シーズニングを始める前にやるべきことがある。

工場から出荷されたばかりの鍋には、保護のための油脂分(さび止めのワックスやシリコンなど)でコーティングされている。

まずはこの油脂分を取り除かなければならない。

アウトドア系の情報を調べると「洗剤を使わない」という文字をよく見かける。

気になったのでアウトドア用品を扱うキャプテンスタッグ株式会社に聞いて見たところ

「新品のダッチオーブンには、お客様の手元に届くまでの間に錆びないようシリコン樹脂や食用ではない油が塗布されています。このシリコン樹脂塗装や油をしっかり取り除くために、物によってはスチールタワシや磨き粉を使って表面をしっかり洗っていただく必要があります。」

との回答。

ほぅ。

しかし間髪入れず

「普段のお手入れではお湯だけを使って木や竹のヘラでこそげ落としたり、タワシでゴシゴシこすって汚れを落とし、傷のもととなる金タワシや中性洗剤は使わないでください。」

とも。

シーズニングで作った油膜が取れるからとのことだった。

ふむ。

Wikipediaで見てみると

よく誤解されるところであるが、きちんと黒錆びがついた鉄鍋は洗剤を付けた程度ではコンディションは変化しない。そもそも黒錆びとは強靱な酸化鉄の皮膜であり、洗剤とは界面活性剤である。界面活性剤は酸化鉄の皮膜のさらに表面に残った油脂を洗い流しはするが、四酸化三鉄皮膜を侵すものではない。鉄鍋は基本的に四酸化三鉄皮膜によって保護されているのであって、表面に残留した油脂分によってではない。もちろん年に数回しか使用しないような場合、油を引くに越したことはないが、頻繁に使用する場合は黒錆びの皮膜だけで充分である。

引用:Wikipedia ダッチオーブン

との記載がある。

きちんと黒サビができて入れば中性洗剤ごときに負けないっぽい。

まぁフライパンみたいに毎日使うのであればの話なのかな?

大切に使い続けるなら少しばかし神経質になってもいいかもね。

いずれにしろあまり使わない場合には油を引いておいたほうが良いのは間違いない。

 

下準備が整ったところで次のステップ。

 

Step 2:皮膜作り

シーズニングの手順 やり方
出典:アウトドアなネタを 気の向くままに・・・ http://jiji1974.naturum.ne.jp/e2040354.html

ここからがシーズニングの本番。

鍋の表面に意図的に黒サビをつけるあれです。

では皮膜作り開始!

  1. 食用植物油を鍋とフタの両方に薄く塗り、中火にかけ白い煙が出るまで焼く。
  2. 煙がで始めたら弱火にし、煙が出なくなるまでしっかりと焼き続ける。
  3. 煙が出なくなったら火からおろし自然冷却させる。
  4. 1〜3の作業を4〜5回繰り返し、しっかりと丁寧に丁寧に黒サビの皮膜を作ろう!

フタもスキレット(フライパン)として使うので同じようにシーズニング。

火傷には気をつけて!

■解説

シーズニングで必要になるのが食用の植物油。

ただし食用の植物油といっても何でもいいわけでなく、マーガリンなど食塩の入っているものはNG。使えるのは菜種油や大豆油、オリーブ油など。

早く黒サビ皮膜を作りたいからといってたくさん油を塗ればいいわけでもない。余分な油は単純に焦げ付いてしまうだけなので、あくまでも薄く伸ばし余分な油は取り除いておく。

黒サビと食用植物油がどう関わるか調べて見たが、何だかムズカシイ化学式が出てきてチンプンカンプン。とりあえず食用植物油が塗られた鉄鍋を熱すると表面に四酸化三鉄皮膜ができる!

そして複数回繰り返すことで、より確実な皮膜を作るということらしい。

参考:Wikipedia (en) Seasoning (cookware)

あと食用植物油としつこいように食用としたのは、植物油でもヒマシ油のように食用で使われていないものもあるため。

ダッチオーブンは調理に使うものなので、シーズニングに使うのは食用というのは納得。

スーパーとかで買える一般的な菜種油やオリーブ油を使おう。

また冷却についても繰り返しになるが、急激な温度変化に弱い鋳鉄の特徴を理解した上で、気長にゆっくりと冷やしてあげよう。

愛情を持って気長にゆっくり、繰り返し繰り返しってのは何だか子育てにも通じるな。

 

Step 3:鍋の臭みを取る

シーズニングの手順 やり方
出典:釣りキャン隊 http://blog.livedoor.jp/turicam/archives/51293822.html

仕上げまでもう一歩。

美味しい料理が作れるようにするためのステップがこちら。

  1. ネギやショウガ、ニンニクなどの香りの強い野菜を中心とした野菜クズを炒める。鉄臭さを全体的に取り除くため、鍋肌も丁寧に丁寧に。
  2. 鍋だけでなくフタも同様に香りの強い野菜を中心とした野菜クズを丁寧に丁寧に炒める。繰り返すがダッチオーブンはフタもスキレット(フライパン)として調理器具になるのだ!
  3. 1〜2の作業を2〜3回繰り返す。

■解説

Step 2までの作業で使えるようにはなっているものの、そのまま使うと出来上がった料理がメチャクチャ鉄臭い。ハッキリ言ってまずい。そうならないようにするための作業。

あえて香りの強い野菜を使うことで、鉄臭さを中和させるのだ。炒めた野菜クズはとても食べられたモノではないので自然に帰してあげよう。

 

Step 4:総仕上げ

シーズニングの手順 やり方
出典:釣りキャン隊 http://blog.livedoor.jp/turicam/archives/51293822.html

シーズニングの仕上げと行きましょう!

全ての工程がの総仕上げ。

というかこれから鍋を使った時に行う「お手入れ」と同じことをする。

それがこちら。

  1. お湯と亀の子タワシでゴシゴシ洗う。
  2. 柔らかい布などで水を拭き取り、火にかけしっかりと水分を飛ばす。
  3. 熱いうちに食用植物油を鍋とフタ全体に薄く塗り、煙が出るまで空焚きする。
  4. 煙が出なくなったら自然冷却させる。

■解説

ダッチオーブンを使った後の手入れと同じ。

急激な温度変化を避けるために冷水は避け、お湯で洗い流します。

ひどく焦げ付いた時やサビてしまった場合は、専用のスクレーパーや木や竹のヘラ、ササラなどで刮げ落としてから水を入れて火にかけ、汚れを浮かせて洗い流す。

中華鍋とかもこんな感じお手入れだね。

この時に馴染んだ油が抜けてしまわないよう、なるべく洗剤を使わずに洗うのが基本だが、焦げやニオイが気になる時は重曹か中性洗剤で手入れをし、シーズニング(1〜2回くらい)し直すのが良い。

空焚きするのは腐食の原因になる水分を完全に蒸発させるためで、熱いうちに食用植物油を塗り煙が出るまで空焚きするのはマグネタイトコーティングの強化。

とイメージしておくと手入れの理屈と必要性が身にしみるのではないかな?

 

さてこれでシーズニングもバッチリだ!

ダッチオーブンで何を調理してくれようか!

 

さて。この記事を書くために特に以下のサイトを参考にしました。

シーズニングについては…

キャンプ用品メーカー「CAPTAIN STAG」
知っておこう!ダッチオーブンのメンテナンス
http://www.captainstag.net/outdoor-life/topics/dutchoven_maintenance

 

お手入れについてはスキレットのお手入れ方法を参考にしました。

フライパンメーカー「LODGE」
USE & CARE お手入れ方法
https://www.lodge-cooking.com/use_care/care/

ご協力いただいた皆さまにもこの場を借りてお礼申し上げます。

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