いい加減、今使っている PC のスペックが低くなってしまったので、十数年ぶりに自作 PC に挑戦してみた。
ブログとYoutubeの収入で集めたパーツ。

気長に運営していたブログと Youtube の動画配信が、ここ数年でそれなりに成長したおかげで小遣いが少し増えた。
ブログを始めた当初は、ドメイン代とレンタルサーバー代が支払えればいい程度に考えていたけれども、それを上回る収入が入るようになってきた。
その収入で「今月は RAM かな?」「今月はグラボを買おう!」などと買い集めてきて、ついに一通りパーツがそろった。
いよいよ組み立てることにした。
今まで使っていたメインPCは?
今までは MacBook Pro の 2013年モデルを使っていた。
CPU は第4世代の Intel Core i7 が搭載されていたけれども、なにせノートPCのため、Cinebench などのベンチマークソフトでスコアを調べると悲惨な結果が待っている。

しばらくこの MacBook Pro で動画作成していたけれども、使っていたソフトウェアが悪かった。
iMove で用が足りなくなったので、Adobe Premiere Pro を使いだした。
もともと Photoshop や Illustrator を使っていたため Adobe Creative Cloud を契約しており、もちろんこの中には Premiere Pro も含まれているので、使わないでいるのはもったいないという思いから。
Premiere Pro が必要とするシステム構成は非常に高く、現在(2019年11月)必要とされるプロセッサは第6世代以上の Intel プロセッサか同等の AMD プロセッサ。
持っている MacBook Pro は第4世代で、しかもノートPC。
そりゃ作業中に落ちたりするわ。
中古PCのほうがスペックが高い?
むしろパワーアップさせた中古のデスクトップPC(NEC Valuestar VL 150/D)のほうがスコアがよかった。

CPU を乗せ換えて SSD にも換装し、RAM も最大まで載せた。
安いながらグラフィックボードも載せている。
第2世代の Intel Core i7 で省電力タイプだったのだが、やっぱりデスクトップ用は性能が高い。
MacBook Pro だと途中で落ちてしまうこともあったが、こちらだと少なくとも落ちることはない。
さすが倍のスコアを出すだけある。
しかし Premiere Pro のシステム構成には程遠い。
編集して Youtube 用に書き出すときに、めちゃめちゃ時間がかかる。
だからエンコード中は放置するが、途中でエラーが出てたりすることもあり、そんな時はめちゃくちゃガッカリする。
っということで、PCを新調しようと思った次第。
基本的にはお金がない。
とはいうものの、基本的にボクはお金がない。
なので出来上がった製品をポンと購入することは、ボク的にハードルが高い。
そのため前記したとおり、ブログや Youtube で得た収入をパーツ代に充てて、少しずつ買いためたという流れ。
まぁ、分割払いならぬ、分割購入かな?
購入したパーツは以下の通り。(順不同)
- CPU: Intel Core i5-9400F 6コア / 9MBキャッシュ / LGA1151
- マザーボード: ASRock Z390M Pro4
- RAM: Patriot VIPER VPN100 M.2 2280 PCIe 256GB
- SSD: PATRIOT DDR4 2666MHz PC4-21300 32GB (16GBx2枚) CL19
- グラフィックボード: 玄人志向 GF-GTX1660Ti-E6GB/DF
- ケース: Fractal Design Core 1100 マイクロタワー型PCケース
- 電源: 玄人志向 電源 600W 80PLUS Platinum
自作 PC を検討した時からグラフィックボードを載せる予定をしていたので、CPU は GPU 機能を持たない Core i5-9400F を選んだ。
本当は Core i9-9900 を載せたいのだけれども、お財布具合が間に合わない。
でも早く動かしたかったのでこれにした。
だって 1/3 くらいのお値段ですもの。
まぁ、ボーナスやらなにやら収入がそれなりにある時に買い替えるつもりをしているので、今はこれでいいです。

置き場所を選ぶが、ウチでいちばん高性能の PC が出来上がった!
しかもまだ伸びしろがある!
自作PCのスペックは?
現時点でのスコアは…

ほう! NEC の倍くらいのスコアがある。
おまけに、ストレージも M.2 の SSD なので SATA よりも早いに違いないと思い、こちらも計測してみた。
ちなみに NEC に積んでいる SSD は Amazon 限定の Crucial クルーシャル SSD 120GB BX500。
SATA 6.0Gb/s に対応しているので、理論上はシーケンシャル読み取り 540MB/秒・シーケンシャル書き込み 500MB/秒だが、もう 1年くらい使っていることもあり実測値はだいぶ低くなっていた。

買った当初はもう少し速かったけど、今はこんな感じ。
それに比べて、M.2 の SSD ときたら!

製品の理論値が読み込み速度 3000MB/s・書き込み速度 1000MB/s ということで、ほぼそのままの数値が出ている。
爆速とはこのことだ。
読み込みは 10倍くらい違うし、書き込みも5倍くらい違う。
技術の進歩はすごいね!
改めて感じる。
さて、冬のボーナスが楽しみになってきた!